「完封さ!ヤクルトなんて打ちそうなの若松さんだけじゃないか」

ヤクルトファンのブログです。タイトルは1980年代のマンガ「リトル巨人くん」作中のセリフから。

「このアメほんと甘いよ。。。」

「ああ……」

言葉はありません。

ヤクルト、優勝おめでとう!

正直、2011年の大失速もあり、今年もか…とこの数日何度も弱気になりました。

21世紀もだいぶ経たないと、優勝できないのかとも。

勝ちなれていないチームの、ファン心理とはそんなものなんでしょうかね。

誰だって勝ちたい、勝つって気分がいい。

しかしそのチームを好きになってた時、

そのチームは弱かったんです。

「もう好きになっちゃったんだから、どうしようもない」

男女の恋愛なら、離れる事もそう難しくはないでしょう。

けど、好きなチームではそれはできない。できないんです。

同じ弱小チームを応援してる方なら、わかるでしょう。

「もう辞めた。応援するの止めた。ファンやめる。もうほんとやめる」

、、、次の日、ちょっと試合結果だけ見る。

その次の日、あいつ打ったかな?と気になる。

一週間後、一週間前の事を忘れる。

その繰り返し。

これが正しい弱小チームのファンのあり方なんでしょうかね。

わかってくれるかな?あのチームやあのチームのファンも。

そしてそれが報われる時、与えられるアメ。

対して高価でもなく、そのへんの普通のアメ。

でも、そのアメは甘いんです。本当に甘いんです。

涙が出るほど、甘いんです。だって…

世の中には、絶対的に勝ち続けての喜びがあるでしょう。

だって、勝つって気持ちいいし。

だけど、それだけでは収まらないものも。光と影のように。

はあ、ヤクルトファン辞めて光になりたいよ。毎日勝ちたいよ。。

けど来年の開幕、

「山田今年も3番か。てことは1番は上田か。

あいつすぐ初球打ちあげるからなあ。」

と、また今日言った事を忘れてるんだろうなあ。

ふう。

このアメほんと甘いよ。。。