2017セ・リーグ戦力分析と予想開幕スタメン DeNAベイスターズ
「着実に、階段を登っている」
ほんの5年前まで、
「今日、ベイスターズ戦?やりー勝った!」
とファンだけでなく敵チームも、そう思いながら試合に挑んでいたのではないでしょうか?
いかにTBSがク○だったかが、今のチームを見ていると思い知らされます。
(球団社長でありながら、毎試合ライトスタンドで観戦していた加地氏には敬意)
昨年の戦力分析でも触れましたが、横浜という野球が盛んな地域の盛り上がり、IT会社の最新鋭の分析、過去最高の観客動員数もあり、このチームが強くなる素地は十分でそれが去年初のCS進出にもなりました。
ただそれが今年は一転、Aクラス入りを果たしたチームとして相手チームからマークされる初の年になります。そこで去年以上の結果を出さなければ、もうファンも納得しない状態になっている為、その重圧に抗しきれるか?それらに押しつぶされたチームは枚挙に暇がありません(2015広島など)
しかしあまり心配していません。なぜならラミレス監督がしっかりとチームを掌握しているから。昨年の監督就任時の評価は必ずしも高くなく実際5月初旬までは最下位。それでも、
「今から主力は帰ってくるし、必ずチームはよくなる」
「課題が見つかった。それを繰り返さないようにする」
「○○は、今日打てなかったがそれも野球。次は打ってくれると信じている」
士気を下げる事なく、かつ決して選手に責任を被せる事もせず、チーム全体にやれる、自信をもってほしいとメッセージを投げかけそれに選手も応えていきました。
こう書くと「そんなの当たり前。わざわざ書くまでもない」と仰る方もいると思いますが、
プロ野球はまだまだ縦社会でもあり、そして監督になるような人は名選手であった事がほとんどで、そこに自分が培ってきた経験で話されたり、チームに挑む人がいるのは否定できません。
「あそこで打てないのが、○○だね」
「あいつは、ちゃんと考えて野球をやってんのかね」
「私が現役の時は、あんな事やったらそれこそもう試合に出られなかった」
ファンの方も、一度はこんな監督の声を聞いた事はないでしょうか?
しかしこの監督から、そんな声一度も聞いた事がありません。名球会入りの大打者がですよ。
そしてラミレス監督は、そういった人心掌握以外にもチームの状態を理解し、決して無理はさせず勝負どころを見極めていて、確か昨年の前半戦、三連投をさせた事はなかったはずで、一週間の登板数、投球数といったリスク管理重視のメジャーの良い面も受け入れ挑んでいられます。
おっと、いかんいかん。また監督の話だけでこんなにさいてしまった。戦力分析っと。
やっぱり投手が素晴らしいですね。山口が抜けたにもですよ。
ここ数年のドラフトが充実している証拠でもあり、
まさに、上から下まで一丸となってのチーム作りが上手くいってる証左。
新外国人もパットンが、おそらく今年一番の当たりでは。動画見ましたが、軽く投げてる感じなのに、凄く球が伸びてきて(最速154km)キレキレのスライダーもあるという、ヤスアキがいてのこれでしょ?かつての横浜戦が蘇ったかのようです(8回盛田 9回佐々木)
この二人がいて、三上、田中、須田、そして生き証人高崎(笑)
救援は、広島と同等以上かもという充実さ。
冗談じゃないよ(ふぅ)
さ、気を取り直して打線。打線。といっても筒香いるし、梶谷いるしさ。
また困ったね(笑)
そこに桑原、宮崎、OP戦絶好調ドラ1白崎など、わんさか×2
でも、怪我や古傷は心配ですね。特に日本を代表する二人が。
梶谷は、シーズンをフルに戦えるかまだ未知数ですし、日本四番も、腰痛持ちですから
実際、この二人がいなかった昨年五月、お通夜状態。
そして個人的にやっぱり田中浩康。敵になったとはいえ活躍が楽しみです。
うちではなくいつもの巨人キラーぶり(内海限定 笑)を発揮してね。
キーマン 井納
てっきり開幕は、井納かなと思ってたんですよ。
キャリア的にも成績的にも、引っ張ってほしいでしょうから(29歳 5年目 2016 7勝11敗)
そこに石田(24歳 3年目 2016 9勝4敗)を起用。
まあ貯金も作れてますし納得といえばそうなのですが、ただラミレス監督上手いなと。
井納への奮起の材料としてこれ以上はないですし、二人の今シーズンの行方も楽しみですね。
1 桑原 8
2 梶谷 9
3 ロペス 3
4 筒香 7
5 シリアコ 5
6 田中浩 4
7 倉本 6
8 戸柱 2
9 石田 1
最初に断っておきますが、これはラミレス監督がファンミーティングで発表したそう。
でも私も違うのは、田中浩→宮崎だけでしたので、まあそんな感じです(笑)
いよいよラミレス監督去年からの構想、二番梶谷がシーズン最初から見られますね。
初回の得点率かなり高くなるんだろうな。投手弱いチーム(燕)はもうガクブル。
次回 こんなにどうなるか不明なシーズンが初めての盟主