「完封さ!ヤクルトなんて打ちそうなの若松さんだけじゃないか」

ヤクルトファンのブログです。タイトルは1980年代のマンガ「リトル巨人くん」作中のセリフから。

「夏の高校野球、改革案」

最初に言いますが、そんなに改革してません。てか、やっと書いたね(笑)

これを書くきっかけとなったのが、どこぞのアメリカ人が夏の甲子園で、高校生が5試合700球投げたのを聞いた時、

「クレイジー!!!」

と言ったのがきっかけです。当事者やその国民は、それが当たり前だと思ってしまいがちですが、(例えると、自分が生まれた地域の風習に疑問すら持たない)傍からみたら、狂ってると映るものなのでしょう。

まあ、冷静にみたらおかしいですよね。猛暑の炎天下、150球を投げる。そして次の日もまた連投。しかもまだ身体ができていない、社会でいえば子供に分類される高校生が。

ですのでこの改革案は提案する以上、これら悪習を全てぶん投げての理念を念頭に置いてます。100%高野連のお偉方を敵に回し、一切受け入れられないでしょう。でももう野球をしない老○が、当事者に一切考慮しない昔ながらの慣例で決め、

「高校生はこうあるべきだ」「地域を盛り上げるのが使命だ」

という美名の元、未来ある若者を潰し自分たちに酔うのはもうやめませんか。

さていつもの辛口はこの辺で置いといて、一応いくつかルールを決めました。

「京セラドームで、全てしろ!」

で済む話ですので、それはさすがに味気ないので今までのものをいつくか踏襲します。

・”夏”の高校野球

・甲子園で試合を行う

・47都道府県(49代表)から選ぶ

「そんなの当たり前!これがないと高校野球にならない」そうなのですがこれは最低限です。 

次に、改革案です。

・決勝 7月20日

・予選から連戦なし。必ず中一日は開ける

・各ブロックとして4つに分ける。

・甲子園は、ベスト8から

ドーム球場使用

>決勝 7月20日

8月の猛暑の中、連日試合を行うよりも7月までに全ての日程を行ってほしいなと。

そして高校生はやはり学業優先ですので、夏休みは受験勉強にあてて下さい。

親御さんにしてみると、野球をやらせるのはいいとしても、

もし甲子園にまで行ったら、うちの子はプロにいくような子でないので、

大学には行ってほしいから、その辺を疎かにしてほしくない。

という心配も軽減され安心して野球をやらせます。野球人口も下がらず(ふぅ)

ただ高校生の事情に疎いので何とも言えませんが、期末テストとの兼ね合いが難しい。

次の連戦なしにもかかってきますが、一ヶ月半という長いスパンで試合を行うので、

日程を組むのが、一番のネックとなるでしょう。

>連戦なし。必ず中一日は開ける

まあ、マスコミやかつて野球をやった人が大好きなフレーズですよね。

「前の日に150球を投げた○○が、今日ももう100球を投げています。

 母校の為、地域の為に投げる。本当に胸がジーンとしますよね。」

キモい…

もうこの一言だけでいいんじゃね?

言うまでもありませんが、連投をしていいことは一つもありません。

しかもまだフォームも固まっていない、成長期の高校生が。

>各ブロックとして4つに分ける。甲子園は、ベスト8から。ドーム球場使用。

さて、ここからが本題です。

ですが、春の選抜甲子園からまんまパクります(笑)

春の選抜は、各地域の秋の大会から上位の数校が選ばれます。

例 中国地方(5県) 3枠

秋の中国大会 決勝に進んだ2チームと、準決勝で敗退したどちらかのチーム

これをそのまんまイメージしてください。

そしてこの各地域のブロックの決勝に進んだ2チームが、甲子園の地に進む事ができます。

4つのブロックから2チーム。4×2で8 

この選ばれた8チームだけが、甲子園で試合を行えます。

北ブロック 13チーム (将来)宮城ドーム

北海道(2校)青森 岩手 秋田 宮城 山形 福島

新潟 長野 石川 富山 福井

東ブロック 12チーム 東京ドーム

茨城 栃木 群馬 千葉 埼玉 東京(2校)神奈川

山梨 静岡 岐阜 愛知 

西ブロック 12チーム 京セラドーム

三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山

鳥取 島根 岡山 広島 山口

南ブロック 12チーム 福岡ドーム

徳島 香川 高知 愛媛

福岡 大分 佐賀 長崎 熊本 宮崎 鹿児島 沖縄

一応、関東や関西を中心に、地域がまとまるように分けましたが、

割を食ったのは北陸で、中でも福井はかなり厳しい(豪雪地域としてまとめました)

北海道と距離ありすぎですが、まあ普段から沖縄はそれくらいハンデがあると。

メリット

・ドームの涼しい環境で、安心して野球を行える

・交通費が抑えられる

デメリット

・甲子園に行けない

・同じ顔合わせで、マンネリ化

最後に、ドームで行われるこれらの試合はこう行ってほしい。

デーゲーム 高校野球

ナイター  プロ野球

昼、高校野球を見て、夜、プロ野球を見られる。

野球ファンに取って、こんな夢のような一日はありません。

そして、昼に野球を行った高校生を必ずナイターの試合に招待する事。

高校生に取って、プロの試合を間近で見られる機会はそう多くありません。

「自分に何が足りないのか?」「プロとはどこが違うのか?」

そう勉強する場を、与えてほしい。

そしてそれらの交流の場から、一日も早くアマプロの壁が取り払われる機運が高まればと。

なぜならプロの持っているスキルから、高校生に適した身体つくり、怪我をしないフォーム、

のノウハウを提供してほしい。

将来のWBCのエースが、18歳で夢潰される。

そうでなく例え甲子園で放れなくても、30過ぎてドジャースタジアム

現役メジャーリーガーに、ムービングボールを投げ込む。

そんな未来が見たい。