ヤクルトが連覇するには 投手編 後半
そしてもう一つのキーワード
「七回」
これは去年優勝できた要因にもなってるから。つまり成功体験。それを今年も期待したい。
去年務めたのはロマン。しかし、ロマンも今年は37歳で後半戦は結構打たれたので、
契約を結ばなかったのは、納得できます。
そして今年その役割を期待したい候補は二人。最初に、
12 石山 泰稚
2012ドラ1 東北福祉大-ヤマハ 小川(ドラ2)と同期。泰稚は”たいち”と読みます。
2015 21試合 先発19 救援2 5勝5敗 投球回111.1 QS率57.9% WHIP1.40
本音は先発でも見たいんですよね。でもうちの投手で一番空振りを取れるストレートと、シュートのコンビネーションは短いイニングの方が発揮できそう。
それにほぼ毎年、先発とリリーフの両方を担う便利屋的な役割を背負わされ、それが通年本領発揮できない要因にもなってると思うので今年はリリーフに専念してほしい。
ただ今書いた事が全て無になる、肘の故障で検査という情報も入ってきました…
気を取り直して、もう一人を。
62 徳山 武陽
2011育成枠1位 立命館大学
2015 39試合 救援39 2勝1敗 3H 投球回50.1 WHIP1.39
おそらくヤクルト唯一の育成枠成功例。マウンド度胸もよく去年の経験もあるので、ある程度の数字を残せると思う。投球は直球とフォークだけでしたが、今年はスライダーやカーブもという事で後半戦捉えられていたのが、通年通して活躍できるかも。
もちろん、併用でもいいですね。この二人が7回を誰にも渡さない姿を見せて欲しい。
でもおそらく新外国人のルーキかな。真中監督もそれとなく示唆してますし。
けどそれに割って入る活躍ができる予感、大いにあり。
あと、8回9回も。
8回
これはオンドルセクを推したい。というのも私は打者は3番打者最強説。投手は8回投手がそれ。
ちなみにそう思うようになったのは忘れもしません。あの9ゲーム差を逆転された2011年シーズン。そう、飄々としたスマートさでえげつない球をほおってた童顔くん(笑)
でもそれ以来彼は好きですね。けど当時は憎くて憎くて。セットアッパー初のシーズンMVP獲得も、あの頭の固く古い考えの連中がよく選んでくれたと珍しく褒めましたもん。
なのでやはり球に力があり、去年もやり慣れたポジションの8回はonちゃん(ヤスケン)
そして9回は、秋吉
まあこれは上記以外にも、二つ理由があり、一つは高津コーチ以来はえぬきクローザー。もう一つは、去年74試合登板という酷使の影響から、今年は大事に使ってもらいたい願望からも。長年スワを背負って立つ選手ですからね。
次回、打撃編