「完封さ!ヤクルトなんて打ちそうなの若松さんだけじゃないか」

ヤクルトファンのブログです。タイトルは1980年代のマンガ「リトル巨人くん」作中のセリフから。

WBC返答&選手会再考を

前回のWBC記事に対して個別にお返事を差し上げたいのですが、

長くなりそうなのでこちらでお答えさせていただきます。

その前に私のブログは基本的に、

「こういう方向になったらいいな。だから私はこういう意見なんです。」

というスタンスなので、議論の為の議論は…

昭和では考えられなかった、こういう不特定多数の人と意見をやりとりできる場があるのに

議論してハイ終わり。だけで終わったらもったいないですよね。

「あこの人はこういう意見なんだ。自分ではない見方で勉強になるなぁ。」

ですので反応してくださる方大歓迎です。反論、異論、同意、すべてに感謝!

>巨人マン様

こちらこそ誤解をまねくような事をしてしまい、申し訳ありません。

巨人マン様の大人な対応に感謝です。

ほんと、どちらの言い分とかではなく理念を一番に考えてほしいですよね。

一番大事な「野球がもっと世界に広まり、野球の楽しさをしってほしい。」

というオリンピック精神のようなものが、やや不足しているような気がします。NPBもMLBも。

一国だけが私腹を肥やすのではなくこのバックボーンの元、大同小異で団結してほしいです。

有名な大岡裁きの「三方一両損」を思い出して。

>love2011 様

はじめまして、コメントありがとうございます。

なるほど、そういう視点もありますね。完全に抜けてました。本当に勉強になります。

確かに「日本だけ必死になるのってないじゃん。ばっかみたい。」

と言いたくなりますよね。

サッカーW杯のように選ばれる事が名誉となるように、

今野球をしている全世界の選手が将来の礎となる気持ちがあれば、成功は約束されるでしょう。

>野球を良く知らない者 様

はじめまして、コメントありがとうございます。

冷静なご意見をありがとうございます。感情論ではやりとりをしても双方無為ですから。

 >マラソン大会

たわごとと聞き流していただければ。たとえ話はどこまでいっても100%ではないので。

言いたかったのは、メリットがあることには必ずリスクがあることを強調したかったということです。

あと選手会のWBCIに対する返答がありますが、

これは疑問に思ってたのですが、きちんとアメリカまで行って回答を得たのでしょうか?

まさかFAX一枚送って終わりということはないと思いますが。

(これは貴方様に問いかけてはいません。ふと思ったので)

○年○月○日アメリカに行ったが、相手から回答がなかったといった具体的報道が

何も伝わってこないので。

さすがにあの傲慢のMLBも、はるばる海を越えて来た相手を一切無視はないと思います。

 >主催者側がリスク 配分が適正

本文にMLBの傲慢不遜こそ書いていますが、配分が適正とはまったく思っておりません。

しかし、ではお答させていただきますと、

「そんなの私に聞かれても、わかるわけないじゃないですか。」

小○首相がイラクの危険地域はどこかと聞かれ答弁したものを

私の意見とさせてもらいます。

ただ昔某球場でバイトをしたことがあるので、その私の体験から。

ナイターの日は15時23時。時給900円。約7,200円。

男性バイトスタッフ80名 女性スタッフ70名。

案内係女性スタッフ20名 医者3名付き添いの看護師6名

警備員60名 警備正社員40名

球場運営スタッフ80名

球場使用運営維持費一日○○○○万円

さて、トータルの運営費は?

もちろんこれは某有名チームの球場に人が入る前提でやっております。

しかし新興のWBCが試合をすると聞いてやってくる人は?

誰も確実な計算はできないと思います。

なので、WBCIが人が入らなかったかもしれないというリスクを盾に、

配分を多くとるのはそれほど暴論といえるのでしょうか?

そこに国際試合という人種も違う不確定要素がちりばめられると…

ちなみにこれを今の、WBCが日本で盛り上がった視点で見ては無意味です。結果論ですから。

日本米国が早々と敗戦し、小国同士の決勝も考えられないことはではありません。

つまり起こる可能性すべてを想定し対処することを、リスクを負うということでは。

そしてそのリスクを第一回目で負ったからこそ、今利益を認めないということだと思います。

あと選手のリスクはご指摘通り答えがでません。

おそらく一生答えが出ないでしょう。というか答えなんかない気がします。

「国を代表して戦いたい」という選手は出ればいいし、

「シーズンを優先したい」という選手はそうすればいい。

ただそれだけでいいと思います。

でもそこに日本人特有のいやらしさを押し付けない風潮になればいいんですけどね。

「なんでお前は出ないのか」と。

長くなりましたが、貴方様のご意見ご指摘、また理路整然としたお話等本当に勉強になります。

これからもぜひお話を聞かせてください!

さて今日のブログの本題ですが、改めて私の意見を述べさせていただきます。

結論から言いますと、ぜひ参加再考を。

また例えで恐縮ですが、サミットの要素も考慮してはどうでしょうか。

情報化が進んだ今、

何も世界の首脳が集まる必要はありません。それに集まっても大した意見のやりとりもしてませんし。

それに近年はテロなどの危険が増すだけです。

でもそれでも毎年集まっている。それはなぜか。

きっと顔を見るだけでいいんだと思います。

集まって話して、記念写真をして。

それがあるだけでなにか得るものがあるんだと思います。

その場を自分の手から離すのは損失ですし、将来の野球会にとっても不幸だと思います。

イチロー選手も言ってましたが、

「出場しているからこそ、言えることがある。」

あとWBCIからみましたら、NPBは協力者ですが部外者です。

あるプロジェクトを行うときに、部外者がスポンサーを連れてきて、

「このスポンサーは、俺が連れてきたからその利益は俺のもんな。」

と言われて本社の部長は納得できるでしょうか?

その出資者は、その部外者にお金を払ってるわけでなく、

そのプロジェクトに出資をしてるわけです。

つまりWBCに、メジャーの選手が出て日本の選手と戦うということに出資をしているわけで、

「俺達がでるから、日本マク○ドナルドも電○も出資すんだろ?

 ならおれたちが利益にあずかってもいいだろ。」

が向こうの言い分だと思います。まあ確かに多少とりすぎですが。

最後に、この問題はベターはあってもベストはないと思います。

でも、野球というスポーツの素晴らしさを様々な人に知ってもらいたい。

という理念に基づき、行動をしてほしいです。

例えそれが今は見せかけでも、そのうちそれが本物になれば…

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。