「完封さ!ヤクルトなんて打ちそうなの若松さんだけじゃないか」

ヤクルトファンのブログです。タイトルは1980年代のマンガ「リトル巨人くん」作中のセリフから。

女子プロ野球を観に行ってきた。

10月10日(祝) 埼玉県川口市営球場 女子プロ野球レギュラーシーズン最終戦

埼玉アストライアvs京都フローラ 来場人数 2391人(すいませんうろ覚え) 

その前に女子プロ野球って?

女子プロ野球誕生物語(無料漫画)

生まれて初めて、女子プロ野球を観に行ってきました。

同日にD1グランプリという、B級グルメ丼版?が開催されていて、

たくさんの人が行列を成すほどの人気でした。

その前に、デジカメが故障で携帯のカメラです 汗

あと、こういう現場レポートが初めてなので、楽しさや良さが十分に伝わらず、

誤解させるだろうな、というのを最初に断らせていただきます。

良かったところ

・選手との距離が近い!

・全力プレー&エラーがほぼない

・チアリーディング、オープニング体操、勝利のダンス等、観客を飽きさせない工夫

・バックネット裏でも、全席自由席(大人前売り1200円 当日1500円 中学生以下無料)

もっとこうしたらと思ったところ

・ホームラン

・外国人登用

最初に一言「楽しかった!」

一日中楽しめました。なのでほとんどがよかったです。

良かったのは各項目にあげてますが、その中でもやはり選手との距離ですね。

とにかく近い!

男子プロ野球は、選手の顔をはっきりと見るのはほぼ無理ですよね。

でも女子プロ野球は、全席自由なのでフェンスの近くにいけば、

ベンチに帰る時の表情や、味方攻撃時の投手の投球練習も見られて、

ミットに収まる球の音や投球フォームもじっくりと観られます。

次に、試合内容。

キビキビしていて、一塁への全力疾走を怠った選手は見ている限り一人もいませんでした。

イニング間も男子のようにチンタラ歩いている選手はいなく、ハツラツとしてましたね。

野球ができる喜びに心から感謝していて、その気持ちが見ている側に本当に伝わってきました。

そして色んな試みがありました。

・試合前にグローブを持った野球少女を、各ポジションにつかせていた

・高校生によるブラスバンド

・4回終了時?にホーム選手のボール投げ入れ(グッズと交換できる)

初めて観に行ったので毎回行われているかはわからなく、ましてシーズン最終戦なので、

特別だったかもしれませんが、とにかく観客に楽しんでもらおういう意図が伝わってきました。

もちろんもっとこうしたらと思った点もあり、それはやはりパワー。

この試合で一番盛り上がったのは、点が入った時でも三振を取った時でもなく、

外野に大きな当たりが飛んだ時。つまりそれほど大きな打球が上がらない訳です。

(ちなみにシーズンでHRを2本以上打った選手は0。つまり1本打てばHR王)

野球の華はホームラン。それを言われないでも関係者の方はよくわかっていると思います。

じゃあどうすればという事ですが、

・仮フェンス

・飛ぶボール

仮フェンスはすぐにでも可能に思えるのですが、外野の芝を痛めるとかで無理なのかな?

飛ぶボールも、独自には無理かな?(その前に男子と同じボールかどうかわかりませんが)

男子プロ野球でも、統一球により試合の質が大きく変わった事もあり、

女子高校野球や社会人の兼ね合い事情もあるとは思いますが、考慮していただきたいなあと。

最後にまだまだできて7年目ということもあり、試行錯誤の毎日でしょうが、

それでも、女子プロ野球は大いに魅力があるものでした。

特に、ここスポナビでブログをよく観る方にぜひ足を運んでいただきたいなと。

それは、玄人向けの野球でもあったから。

鉄壁の守備、バント、エンドラン、スクイズといったスモールベースボールで、

隙のない野球を実践していました。

野球の原点を見ているようで引き込まれた、うん、まさにそういう感じでした。

また行きたいな、そんな日曜の昼下がり。

あとスポナビさん、完全生中継ありがとうございました。ぜひこれからも継続を。

個人的に、ファンになった選手

京都フローラ 植村美奈子投手 左腕 19番

167cmと体格もよく、他の投手が160cm前後の中、一際目立っていて投げっぷりも良く、

あと投球フォームが巨人の杉内投手に似ていて、無駄のない綺麗な投球でした。

(テイクバックなんかそっくりです)