「完封さ!ヤクルトなんて打ちそうなの若松さんだけじゃないか」

ヤクルトファンのブログです。タイトルは1980年代のマンガ「リトル巨人くん」作中のセリフから。

「おい、巨人。俺はお前のかませ犬じゃねえ!」

意地が見たかった。この構図に無理があったのでしょうか。

藤波長州ではなく、

CS毎年出場しているチームに対し、初出場でしたから。

武藤vs橋本Jr

が正確なところだったのかもしれません。

それでも第一戦で菊池の打球などあと一歩。カープ本当にお疲れ様でした。

それにしてもうちが出場してないのに、試合経過よく見てました。

カープに同じ貧乏球団としてシンパシーを感じるのもあるのですが、

しかしそれ以上に、今の強力投手陣のいるカープなら、

いくら巨人でも短期決戦なら倒せるのでは、

それはうちでも戦い方によっては倒せるのでは?

と重ね合わせて見ていたからかもしれません。

しかし巨人は強い。強すぎる(10万石まんじゅう)この強さはなんだろう。

一番の部分は、やはり常勝を義務づけられた団というところに落ち着くかなと。

最初の目指すところが他の5チームと違うと言い切っていいでしょう。

その為に優勝を重ねても選手を補強し、選手を常に煽ってるところや、

コーチ陣もOBに限らず、広く優秀な人材を集めているところ。

次に監督ですかね。

原監督は昔は、采配面で色々言われる事はありましたが(ルンバなど)

今は客観的に見ても、間違いなく歴史に残る名将ですね。

一番凄いところはモチベーター。

選手一人一人に危機感を植え付け聖域を作らない(阿部や坂本のオンリーワンを除く)

2軍から上がった選手はすぐに使う。

ダメならレギュラーと思われる選手でも交代し即刻帰宅を命ずる。

今年のCSでの内海の交代など、なかなかできることではありません。

いくら短期決戦とはいえ、チームが空中分解する芽もはらんでるわけですから。

でもそれをさせない信用と実績があり、

常日頃から選手と信頼関係を築きあげた事でできたのでしょう。

おそらく原監督が率いてる間は牙城が崩れるのは考えにくいと思います。

なら我々は、堀内巨人のように勝手に転んでくれるのを待つしかないの?

いや、常に強者が勝つとは限らない。それは歴史が証明しています。

そういう戦いを来シーズン見せてほしい。

うちのフロントは、敵に学ぶ姿勢をまずみせてほしい。

巨人の橋上戦略コーチはどこ出身?

敵が強いのは、こういうところにも現れているのではないでしょうか?

ジャイアンツ、日本シリーズ進出おめでとうございます。